紙とデジタル

京都乙訓(おとくに)いとをかしスタンプラリーは、盛況のうちに幕を閉じることができました。ご参加いただいた方々には厚く御礼を申し上げます。

さて、本題です。
紙とインクを使ったスタンプラリー(ポイントカードも同じです。以下略します。)とデジタルのスタンプラリーのどちらが良いのでしょうか?
結論からいうと、目的によって優劣が変わります。

大抵の場合は紙のスタンプラリーの方が安価です。また、ランニングコストも、紙のスタンプラリーは、一見は、かかりません。
なんとなくデジタルの方がカッコいいから、というような理由であれば、わざわざデジタル化する必要はありません。
紙をデジタルに置き換えただけで集客力が100倍アップ…などということは絶対にありません。

弊社が考える、スタンプラリーのデジタル化による主な利点は次の通りです。
1)ゴミが大幅に少なくなる
2)インクで手や周辺が汚れない
3)リアルタイムでの集計・分析が可能
4)開催期間中であっても、コンテンツの内容を更新することができる
5)既存のシステムと連携することができる
6)全体や個別にお知らせを通知することができる
7)(当社ワンビッツならではのこだわり)

「1」と「2」は、これまで地味に嫌だったことがなくなります。特に物販や飲食店さんからは、ゴミの散らかりやインクの汚れがなくなるので大変喜んでいただいています。

「3」の集計・分析は、デジタル化による大きな利点です。
いつ、誰が(匿名)、どこでスタンプを押印したのかが全て記録できます。
押印される場所(施設・店舗)のランキング、参加者数、離脱者数、コンプリート数などを、日毎や時間帯に分けて分析することもできます。
分析できるからこそ、やりっぱなしではなく、次に活かすことができます。
紙のスタンプラリーではコンプリートされた数以外の集計は困難です。

「4」も紙のスタンプラリーでは困難です。お店の営業時間が変わった。季節が変わったので「ウリ」の商品を変更したい。などなど、適宜更新することができます。

「5」もデジタルならではです。スタンプラリーのポイントを既存サービスのポイントへ変換するなど、さまざまな連携が可能です。

「6」はコロナ感染症に伴い、クローズアップされてきました。
開催者側からのお願い事項はもちろん、万が一クラスターなどが発生した場合は、利用時刻と場所から特定した匿名ユーザーに対して個別にお知らせを通知することができます。
この機能も紙のスタンプラリーでは難しいですね。

そして「7」。これは利点ではなく、当社のこだわりです。
紙のスタンプラリーを単純に置き換えるのではなく、企業様や自治体様のご要望、イベントの内容、開催場所の特徴などを十分に考慮した企画をご提案・実現いたします。
逆にいえば、紙のスタンプラリーを単純に置き換えるものは受注いたしません。
ご予算が少ない場合でも弊社ならではの工夫を入れ込みますので、お気軽にご相談ください。